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生命保険の歴史 2

現在の近代生命保険の発祥は、1762年にイギリス?ロンドンに設立されたen:The Equitable Life Assurance Societyです。
死亡率に応じて保険料を徴収すると年々保険料が上がっていくことになる(これを自然保険料という)が、同社は、その保険料を契約期間に応じてならす、「平準保険料」方式を採用しました。この仕組みは契約期間の前半に将来の保険料を前払いし、契約期間の後半に積み立てられた金額を保険料として取り崩すことになります。これが現在の生命保険の保険料計算の主流となっています。
本来、相互扶助の仕組みであった生命保険だが、平準保険料の採用により、前払いされた保険料が生命保険会社の多額の運用資産となりましました。そしていわゆる機関投資家として金融市場に大きな影響力を持つ礎となりましました。
簡易保険の成立
当初は生命保険は資産家や牧師など特殊な人々のものでありましました。ところが、産業革命により、都市生活者や給与所得者が急増すると一家の収入の稼ぎ手が亡くなった場合の生活保障や、葬儀費用などが問題となりましました。19世紀半ばのことです。
そこでロンドンの労働者達が、生命保険会社?プルーデンシャル ローン&保険組合に少額な保険料で葬儀費用を賄える保険を作って欲しいと申し入れ、プルーデンシャルはこれを受け入れて少額?保険料建?週払の労働者向け保険を開発しました。このことで、生命保険は一挙に庶民のものとなりましました。一時期、英国の全世帯の1/3がプルーデンシャルと契約していたとも言われています。当時の労働者にとってこうした問題がいかに深刻であったかを物語る事例といえましょう。
又、こうした問題は現在の先進国各国で問題となっており、カナダでは国策として生命保険会社を整備しました。国会の議決により労働者向けの生命保険を扱う保険会社を設立しています。これが現在のマニュライフ生命保険です。